こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。
日本には豊かな四季があります。
それゆえに季節季節で様々な食べ物を味わうことができ、移り行く景色の美しさを体感することができるのです。
ただ、そこに住む人間の体は、数か月おきに変動する気温や湿度に振り回されるため大変です。
当然、髪も頭皮も例外ではありません!
髪がベタついたと思えば、パサついたり、まとまりがなく広がったりして、ダメージを受け、抜け毛の増加も無視できないのです。
頭皮もまた、ベタついて嫌な臭いに悩んでいたと思えば、今度はカサカサに乾燥してかゆみに悩まされたりしますよね。
日本に住んでいる以上、年中同じヘアケアでは対応ができないのです。
そこで今日は、そんな日本の四季に合わせた髪のお手入れ方法についてお話しさせていただけたらと思っています。
年中同じ髪のお手入れをしている貴女!
今日から季節を意識したヘアケアに変えて、年中、健やかで美しい髪を保ちましょう。
一昨日、季節によって髪が抜ける本数に変化があるとお伝えしています。詳細はこちらへ。
「春」の【髪のお手入れ方法】は?
寒さがゆるみ、花咲く季節ですね。
そんな待ちこがれた美しいときですが、髪にとっては試練の時期になります。
それというのも、冬が明けて暖かくなると、新陳代謝が良くなり、頭皮から皮脂分泌が多くなるからです。
更に、年度はじめで環境の変化もあり、ストレスを感じる方も多いでしょう。
それらの理由から、春は抜け毛が増加しやすい季節なのです。
また、もう一つの大問題として花粉の影響があります。
冬の終わりから始まる花粉症でくしゃみや目のかゆみに悩まされる方も多いでしょう。
当然、髪にも花粉は付着し、季節柄、皮脂分泌が多くなっているため、頭皮にも付着しやすくなるのです。
すると、かゆみを発生させてしまいます。
そこで、初春に必要な髪のお手入れ方法3つをご紹介します。
①1日の終わりにシャンプーをきちんと行う
花粉や皮脂対策として、クレンジングシャンプーをお勧めします。
しっかりと汚れを落とすことで、嫌なかゆみの改善と、余計な抜け毛を減らす対策となるはずです。
②ストレス発散をする
環境の変化で心も体も疲れ、自律神経も乱れがちです。
毎日短時間でもよいので、ヨガやウォーキング等、体を軽く動かす有酸素運動を取り入れたり、余裕のあるときは、長めのお風呂タイムを取って、リラックスするのもお勧めです。
何より大切なのは、しっかり質の良い睡眠を確保することですね。
③頭皮マッサージも効果的
頭皮は筋肉が少ないため、手で動かしてやらないと凝り固まってしまいます。
ただでさえ、緊張で懲りやすい季節です。
セルフマッサージを行ない、凝りをほぐして血流を良くし、育毛を促しましょう!
少し季節が進み、5~6月になると紫外線が一気に強くなります。
むしろ、夏よりも強いと言われているくらいです。
お顔以上に、直射日光が直撃する頭頂部。
日焼けをすれば、頭皮も髪もダメージを受けてしまいます。
特に髪は、表面のキューティクルだけではなく、内部のコルテックスにまで紫外線が届き、破壊されるといわれているので、気をつけないといけませんね。
早めに帽子や日傘で防御したり、(髪用の)日焼け防止のためのスプレーを吹き掛けたりして、しっかり紫外線対策をしましょう!
「夏」の【髪のお手入れ方法】は?
初夏の梅雨は、嫌な季節ですね。
髪がまとまらずに広がってしまうため、外出が憂鬱になる方も多いでしょう。
そんなときは、ヘアオイルの出番です!
髪の表面をコートし、艶を出すだけではく、雨をはじき、まとまりのある髪にしてくれますよ。
それでも気になるという方は、縮毛矯正やストレートパーマをかけてしまうのも手でですね。
更に季節が進むと、汗をたっぷりかく真夏に入ります。
当然、頭皮が常に蒸れている状態なので、皮脂分泌はピークを迎え、放置しておけば、皮脂汚れが酸化し、嫌な臭いやかゆみや炎症の原因となってしまいます。
まずは、汗をかいたなと思ったら、こまめに汗を拭くことが大切ですね。
また日の終わりには、しっかりシャンプーをしましょう!
春と同様に、クレンジングシャンプーやメントール配合のシャンプー(女性用もありますよ)を使用したり、隅々まで頭皮が洗えるうにシャンプーブラシを使ってみるのも手ですね。
ときにプロの手を借りて、美容院でヘッドスパ受けるのもお勧めです!
毛穴一つひとつきれいになるので、育毛にも効果的ですよ。
そして、夏のレジャーと言えばプールや海ですよね。
どちらも、塩素や海水などで、かなり髪にダメージを与えてしまいます。
遊んだ後は、シャンプーを2回ほど行って、しっかり汚れや薬剤を落としきり、トリートメントで内部からケアしてやりましょう。
最後に、当然のことながら、夏は初夏ほどではなくとも、ずっと強い紫外線が降り注いでいます。
日除け対策をお忘れなく。
「秋」の【髪のお手入れ】は?
とにかく暑い暑い夏が終わり、1年で一番過ごしやすい季節の秋ですが、それゆえに動物でいう「換毛期」がやってきます。
というのも、夏の強烈な紫外線と、流れ続ける汗、更にガンガン効かせたエアコンによる乾燥で、頭皮も髪もダメージを受けてボロボロになっているからです。
まさに、溜まりに溜まった疲れが噴出する感じですね。
必然的に抜け毛が多くなってしまいますが、とりあえず、そこは目をつぶって地道に髪のお手入れをしっかりすることが先決です!
そこで、具体的なケア方法をご紹介します。
①トリートメントをする
夏の疲れで傷んだ髪を内側から補修しましょう。
その際に、蒸しタオルで髪をくるむとより効果的ですよ。
また、美容院でしっかりと施術してもらうのもお勧めです。
②ヘッドスパも有効
一旦、傷んだ頭皮を清潔にしてから、冬の寒さや乾燥に向けて保湿を与えてやることは効果的です。
また、凝りをほぐす効果もあるので、血行が良くなり、育毛効果もありますよ。
③髪の成育に良い食べ物を積極的に摂る
髪の主成分であるケラチンの生成を助けてくれる「亜鉛」ですが、牡蠣に豊富に含まれています。
秋の緑黄色野菜の代表であるカボチャには、これまた助けとなる「ビタミンE」が豊富ですよ。
亜鉛について詳しくはこちらへ。
秋は、暑い夏を乗り切ったご褒美に、頭皮と髪にもしっかりケアをしてやる季節です。
是非、ご紹介したケアをお試しくださいね。
それにより、きっと貴女の疲れた心も癒されるはずです。
「冬」の【髪のお手入れ】は?
短い秋が終わると、一気に寒さと乾燥が襲ってきます。
いうまでもなく、頭皮は乾燥し、かゆみを発して環境を悪化させるだけではなく、髪もまた乾燥でパサついて、ボロボロになってしまうのです。
頭皮には、お肌と同じように専用のローションで保湿してやることが大切です。
その際に、セルフマッサージを行うことで、寒さで凝り固まっている頭皮が柔らかくなり、血行も良くなりますよ。
育毛効果も期待できますね。
また髪には、トリートメントで髪の内側から補修しやるのはもちろんのこと、加えてコンディショナーをすることで、冬の嫌な静電気をかなり抑えることができます。
静電気は、切れ毛を発生させたりと、髪にダメージを与えてしまいますからね。
トリートメントとコンディショナーのダブル使いを行うのと同時に、ブラッシングするブラシは、静電気を起こしにくく、髪に自然な潤いを与えてくれるものを使用することをお勧めします。
お出掛けの際は、静電気防止用スプレーを吹き掛ける等して、対策を取りましょう。
また、寒さで全身が凝り固まると代謝も悪くなります。
春と同様に、敢えて体を動かす機会を作ったり、長めのお風呂で体を温め、睡眠時間をきちんと取る等して、普段から生活習慣を整えておくことも大切ですね。
まとめ
日本の四季に合わせた髪のお手入れ方法についてお話ししてきました。
いかがでしたか?
年中同じとはいかず、やはり、その季節季節で気をつけないといけない点があることがお分かりいただけたかと思います。
ただ、共通するヘアケアもあります!
髪を洗う際は、ぬるめの湯(38℃前後)を使用し、洗う際は、爪立てたり、ゴシゴシ擦り合わせるようなことはしてはいけませんよ。
しっかり洗うといっても、頭皮や髪を傷つけては意味がないですからね。
また、どんなに暑くとも寒くとも、洗髪後は素早くタオルドライをして、ドライヤーで頭皮と髪を完全に乾かしましょう。
それこそが、頭皮環境を整え、健やかな髪を育てる最善の方法となります。
詳しくはこちらをどうぞ!
これら基本的なヘアケアに、季節ごとのお手入れをプラスして、どの季節でも健やかな頭皮とふさふさ・さらさらの美髪を目指してみてくださいね!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。