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こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。
更年期に差しかかり、髪にツヤやコシがなくなり、何か手軽で効果的なヘアパックはないかしらとお悩みの貴女。
朗報ですよ！
まず冷蔵庫で切らすことのない卵でヘアパックができるのです。
まさにお手軽ですよね。
しかも、賞味期限が切れていてもオッケーです。
特別に準備しなければならないものもありませんし、美容院でのトリートメントのように高い費用もかかりません。
なのに、効果はしっかりあるのです！
もうこれは試してみるしかありませんよね。
そこで今回は、
・卵が髪によい理由
・卵ヘアパックに必要な材料とそのやり方
・卵ヘアパックをした結果と注意点
等などをお話しします。
是非、参考になさって、貴女も【卵ヘアパック】の効果を実感してみませんか？
卵が髪によい理由
卵と聞いて、まず何の栄養素が思い浮かびますか？
そう【タンパク質】ですよね。
まさに卵は、タンパク質の宝庫であり、必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
髪の主成分もまた、タンパク質なのです。
加齢により、ツヤやコシがなくなってきた髪には、タンパク質を補ってやることで、ダメージを補修することができます。
そこで、卵ヘアパックなわけですね。
更に、卵の成分を細かく見ていくと、卵の黄身には【レシチン】という成分が含まれています。
化粧品にも使われているほどの優れもので、髪や頭皮の脂質と水分のバランスをうまく保ってくれ、保湿もしてくれるのです。
いわゆる保水作用というものですね。
その作用により、髪表面のキューティクルの保護にもなり、手触りをよくし、紫外線といった外的刺激からも守ってくれます。
一方で白身には、【リゾチーム】という成分が含まれているのです。
それは、殺菌や抗炎症作用があるため、髪の土台となる頭皮を清潔に保つのに役に立ちますよ。
では、そんな効果満載な卵を使用したヘアパックのやり方を、次でご紹介したいと思います。
【卵ヘアパック】に必要な材料とそのやり方
髪質別に、【卵ヘアパック】に必要な材料とやり方をご紹介します。
<ノーマルヘア向けの【卵ヘアパック】>
まずは、ノーマルヘアの方向けの卵ヘアパックです。
材料はごく身近なものばかりなので、特別購入すべきものはないばすです。
ボウル
卵 1～3個（髪の長さに合わせて）
ラップ（または、シャワーキャップ）
注：卵液が垂れてしまう場合があるので、お風呂場で行うことをお勧めします。
①ボウルに卵を割りほぐします。
（より効果的で髪に塗りやすくするために、よく白身と黄身をかき混ぜて、均一に解きほぐしておいてくださいね。）
②髪全体をしっかりとぬるめの湯（38℃前後）で濡らして、予洗いします。
③①の卵液を髪全体に塗ります。
よく浸透させるために、粗めのコームで解かすといいですね。
（もしも、手で塗りにくい場合は、髪を直接ボウルの中に入れても。）
④③の髪をまとめ、ラップでくるむか、シャワーキャップを被り、30分ほど放置します。
（その間に湯船に浸かってリラックスしたり、お顔のケアをすれば、まさに一石二鳥ですね。）
⑤その後、水かかなりゆるめの湯（少し温かいかなと感じる程度の）で髪を丁寧にすすぎます。
⑥最後は、普段通りシャンプーを行えばオッケーですよ。
以上が、ごく一般的な卵ヘアパックのやり方になります。
ただ、髪質によってはやり方を変えた方がより効果的な場合があるのです。
そちらもご紹介しますね。
<ダメージヘア向けの【卵ヘアパック】>
ツヤやコシがなくなってきたなと思う程度ではなく、カラーやパーマの繰り返しで、髪のダメージが気になる場合は、全卵ではなく、卵黄のみ使います。
個数は2個を基本に、髪の長さによって量を調節してくださいね。
その他に揃えるべき材料ややり方は、先にご紹介したのと同じです。
ちなみに、白身は油分を吸着する力が強いため、卵黄のみなら、必要な油分まで取られすぎてしまうのを防ぐことができ、黄身のよい成分だけ補うことできますよ。
まさにダメージ補修にはもってこいですね。
<オイリーヘア向けの【卵ヘアパック】>
次に、オイリーヘアの方は、白身のみを使います。
その他揃える材料は同じですが、やり方に多少の違いがあるので、ご紹介しますね。
まずは、白身はよく解きほぐし、髪に塗りやすい状態にします。
髪が脂っぽい原因は頭皮にあるので、髪よりも頭皮に白身を塗り込み、五本指を使ってマッサージをします。
これにより、頭皮にこびりついている余分な油分が取り除かれ、スッキリとさせることができますよ。
雑菌の繁殖も防げるので、髪もサラサラになりますね。
ちなみに、一時流行っていた湯シャンプー（洗浄剤であるシャンプーを使わずに、お湯で洗う方法）を実践している方が、たまに頭皮の皮脂や汚れを落とすために、この白身でのヘアパックを併用されることがあるそうです。
それほど無添加で有益な方法なのですね。
では次に、実際に【卵ヘアパック】を行った結果や、それに基づいた注意点をお話ししたいと思います。
【卵ヘアパック】を行った結果と注意点
少し横道にそれますが、市販品のコンディショナー（または、リンス）やトリートメントには、指通りがよく、髪を艶々に見せるために、シリコンといった人工的な化学合成が含まれているのをご存知ですか？
シリコンは頭皮につくと非常に落としにくいため、髪の根元まではつけることができません。
その反面、卵は頭皮についても落とすことができるため、髪の根元からしっかりと塗りつけることができるのです。
ですから、卵ヘアパックは髪の根元からしっとり潤わせることができます。
更年期でパサつきがちな髪のツヤとコシを取り戻し、気になる浮き毛（アホ毛）をも目立たなくさせてくれるわけですね。
卵ヘアパックの頻度としては、週1回程度行えれば、この潤いを保つことができますよ。
多忙ならば、月に1～2回スペシャルケアとして、余裕のあるときに行ってもいいですね。
更に、潤いをプラスしたい方や、髪のダメージがひどい方には、黄身に
オリーブオイル 大さじ2～3
と
ハチミツ 小さじ2
を加えると、より一層リッチなヘアパックに変身してくれます。
これらが合わさることで、ビタミンや脂質、アミノ酸がプラスされるため、髪に上質な栄養を与え、補修効果もアップするのです。
より艶々の髪になるので、お勧めですよ！
また基本的には、卵の匂いは残らず、気になりませんが、もしも、それでも気になるなという方は、アロマオイルなどを適量ヘアパックに合わせることで、解消できますね。
最後にこれだけは注意ですが、卵は熱せられると固まります。
卵ヘアパックをして、すすぐ際の湯温にはくれぐれもご注意くださいね。
髪の間で固まってしまうと、それを取るのは一苦労です。
ぬるめぬるめのお湯か水で。
普段のヘアケアのコツ
卵ヘアパックの効果についてお話してきましたが、普段のヘアケアによっては、その効果が無駄になってしまうことがあるのです。
例えば、先に少し触れましたが、コンディショナーなどに含まれている【シリコン】は、髪の表面をコートしてくれます。
一見、指通りが良く、ツヤ髪になったようで気持ちがよいかもしれませんが、それは人工的にコートされただけなのです。
更に、それらシリコンが蓄積されると、常に表面がガードされたようになり、髪にとって本当に必要な栄養が内部にまで浸透されなくなってしまいます。
ですから、素髪を大切にしないといけません！
そのためには、シャンプーの見直しも重要ですね。
安価で売られているシャンプーには、石油由来の界面活性剤が洗浄剤として使われています。
界面活性剤は洗浄剤として強すぎため、頭皮に必要な油分まで奪い、乾燥させ、髪をパサつかせてしまいます。
年齢的に髪の変化を感じてきたなら、多少お高くてもアミノ酸系など天然成分のシャンプーに切り替えることをお勧めします。
まとめ
髪のツヤとコシを取り戻すのに役立つ【卵ヘアパック】について話ししてきました。
いかがでしたか？
更年期になるとホルモンバランスが乱れるため、ある程度、髪のツヤやコシが失われていくことは仕方がないことです。
ただ、ここで諦めるのは早いですよ！
今こそ、ヘアケアを見直す絶好のチャンスなのです。
まずは、シャンプーを見直した上で、ご紹介した卵ヘアパックを採り入れてみてくださいね！
身近で手軽な材料で行え、かつ、髪の根元から塗ることができます。
卵ヘアパックで見違えるような髪のツヤとコシを取り戻しましょう！
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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