こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。
女性は一般的に、更年期に突入する45歳を過ぎたあたりから、髪の悩みが一気に増えるといわれています。
あれっ毛量少なくなってない?
抜け毛が増えて、薄毛が進行してきている?
おでこが広くなってきたような?
もしかして、生え際が後退してきていない?
分け目が太くなってきた気がする……
頭頂部がさみしくなってきていない?
等など、ドキリとした貴女。
私も47歳になるので、そのお気持ちはよくわかります。
思い返してみれば、45歳を過ぎたあたりから上記のようなことが気になって気になって仕方なくなってきました。
そんな観点で、周りの同年代女性たちを見回してみたら、かなり高い確率で毛量がボリュームダウンしてきていることに気づいたのです。
そこで、更年期女性の薄毛・抜け毛の原因は何なのか調べてみたところ、髪の洗い方と乾かし方が重要であることが見えてきました。
今回は、
- 更年期女性の【薄毛・抜け毛】の原因
- 【薄毛・抜け毛】を進行させない髪の洗い方
- 【薄毛・抜け毛】を進行させない乾かし方
について詳しくご紹介していきます。
是非、貴女も参考になさって、ご一緒に毛量維持、できれば毛量アップを目指してみませんか。
更年期女性の【薄毛・抜け毛】の原因って何?
45歳以上の更年期女性の薄毛・抜け毛の原因となるのは、
①加齢によるホルモンバランスの乱れ
②ストレス
③生活習慣の乱れ
④過度なダイエット
⑤間違ったヘアケアなどによる頭皮ダメージ
が主なるものといわれています。
案外、⑤は盲点なのではないでしょうか。
よく世間では、薄毛・抜け毛の原因は、毛穴の皮脂汚れという話を聞く機会が多いかと思います。
これはあくまでも男性の話なのです。
むしろ女性の場合は、毛穴の皮脂汚れを落とそう落とそうと考えるあまりに、洗浄力の強いシャンプーを使用したり、必要以上にシャンプーの量を増やしたり、1日朝晩2回など洗髪の回数を増やしたりすることで、頭皮を必要以上に乾燥させてしまいます。
乾いた頭皮は、バリア機能を低下させ、フケやかゆみを引き起こし、髪の発育機能をも低下させしまうのです。
更に、頭皮を守ろうと、返って皮脂を余計に出してしまうという悪循環になります。
これでは返って、薄毛・抜け毛といった髪のダメージを促進させてしまいますよね。
せっかくのお金と労力が台無しです。
このような行為こそが、間違ったヘアケアなのです。
では、皮脂汚れを落としながらも、頭皮を乾燥せない髪の洗い方はどうなのだろう?とが気になってきませんか。
そこで、次の章でご紹介します!
【薄毛・抜け毛】を進行させない髪の洗い方とは?
まずは、いつもを行っている洗髪方法を思い浮かべてみてください。
もしかしたら、汚れを落とそうと、ゴシゴシ力を入れて頭皮を洗っていませんか?
または、髪を洗うという言葉通り、頭皮ではなく、髪の毛をこするように洗っていませんか?
残念ながら、どちらも誤った洗髪の方法です。
では、薄毛・抜け毛の原因となる【頭皮の乾燥】を防ぐ髪の洗い方をご紹介します。
①まずは、入浴前によくブラッシングをします。
既に1日生活して出た抜け毛や髪に付いた汚れ・ホコリを取るためです。
②次にシャワーを浴びながら、爪を立てずに指の腹を使って、揉み込むように予洗いを3~5分行ないます。
長く感じるかもしれませんが、この分数で行うことにより、シャンプーを使わなくても、汚れの6~7割は落ちます。
③シャンプーの泡立ちを良くするために、手を石鹸で洗い、手をお湯で温めておきます。
④お使いのシャンプーが推奨する量を手に取り、手の平で良く泡立てます。
くれぐれもシャンプーを出し過ぎないように注意してくださいね。
⑤泡立てたシャンプーを髪の根元にまんべんなく付け、髪の毛ではなく、頭皮を動かすようにマッサージしながら、優しく洗います。
ここでも、爪を立ててゴシゴシするのではなく、指の腹を使って揉む感覚ですね。
⑥シャワーヘッドを頭皮に沿わすようにしながら、入念に洗い流します。
この作業もまた、非常に重要です!
洗い残しは、頭皮に雑菌を繁殖させてしまいますからね。
ここでも、爪を立てずに指の腹を使ってくださいね。
以上のような流れになります。
いかがでしたか?
今までの洗い方とは全く違っていて、最初は物足りなく感じるかもしれません。
ゴシゴシ爪を立てて力いっぱい洗う行為は、頭皮を傷付けてしまい、フケかゆみの原因になるだけではないのです。
髪の発育機能を失わさせ、薄毛や抜け毛をも促進させてしまいます。
また、かつてのテレビCMで見ていたような、髪自体をすり合わせるような行為も、シャンプーの際は必要ないのです。
ブラッシングと頭皮の予洗い、シャンプーを使っての本洗い方だけで、充分汚れは落ちます。
こすることで、返って髪を絡ませて、傷めてしまうだけだとか。
以上のような注意点を踏まえて、ぜひ今晩から、正しい髪の洗い方を実践してみてくださいね。
次に、その洗髪とともに忘れてはならない、髪の乾かし方をご紹介します!
【薄毛・抜け毛】を進行させない髪の乾かし方とは?
ドライヤーで髪を乾かすと、その熱でオーバードライになって髪を傷めてしまうから、自然乾燥が1番と思っていませんか?
実は、それは半分当たりで、半分間違っているのです。
確かに、高温のドライヤーを当て続けると、髪が極度に乾燥して、傷む原因となります。
その一方で、自然乾燥も問題があるのです!
お風呂から上がって、髪が濡れた状態で放置していると、季節によりますが、完全に頭皮が乾くまでに時間がかかりますよね。
その間、湿ったままの頭皮は、傷が付きやすく、雑菌が繁殖しやすい状態になるのです。
すると、フケやかゆみの原因となり、嫌な臭いも残ってしまいます。
まさに、梅雨の季節の生乾きの洗濯物と同じ状態ですね。
美容師さんは、目の前のお客さんが、普段ドライヤーで乾かしいるか、自然乾燥をしているか、すぐに分かるそうなのです。
それほど深いな臭いということですよね。
もちろん、繁殖した雑菌により、頭皮のバリア機能が落ち、髪の発育環境が悪くなるのはいうまでもありません。
更に追い打ちをかけるように、濡れた髪で頭皮が冷やされ、血流が悪くなるのです。
必要な栄養や酸素が頭皮に行き渡らなくなり、抜け毛が増え、薄毛が進行してしまいます。
ですから、自然乾燥は髪にとって良い点がないのです。
ならば、正しい髪の乾かし方は?と気になりますよね。
早速、ご紹介します!
①お風呂上がりはすぐにタオルを頭に巻き、優しく押すようにして水分を取ります。
ここでも、ゴシゴシ髪をこするのはNGです!
濡れた髪は非常にデリケートなので、ちょっとした摩擦でも傷付いてしまいます。
②タオルを外したら、このタイミングで速乾スプレーや、熱から髪を守る薬剤、洗い流さなくて良いタイプのトリートメントなどを付けます。
③髪を持ち上げて、根元にドライヤーの風を当てるようにして、乾かします。
注意1:ドライヤーは、髪の根元から20センチ離します。(熱によるダメージを防ぐためです。)
注意2:1ヶ所にドライヤーの風を当て続けないように、常に場所を替えます。(ダメージ防止と効率的に乾かすためです。)
注意3:後頭部から前に向かって乾かしていきます。(効率的に乾かすためです。)
注意4:ドライヤーは、低温(70℃程度)の大風量で使用します。
熱ではなく、風で乾かすイメージで。
④根元が完全に乾き、髪の毛も8割方乾いてきたら、冷風に切り替えます。
髪のオーバードライを防ぎ、艶を出すためです。
⑤最後は、ブラシで軽く髪をとかしながら整えます。
以上のような流れになります。
実は、根元さえドライヤーできちんと乾かしていれば、自然に髪にまで乾燥が伝わり、乾いていきます。
必死になって、ドライヤーで髪の毛を完全に乾かすことを目指さなくても大丈夫なのですよ。
ちなみに、乾かし方を間違えてしまうと、せっかくの髪に良いシャンプーも育毛剤も、効果が半減してしてしまうそうです。
気をつけないといけませんね。
ぜひ寝る前に、ご自分の髪の毛のために一手間かけてやってくださいね。
まとめ
もうこの年だから、更年期だからと、毛量の変化を受け入れ、諦めてしまう必要はないのです。
正しい洗い方と乾かし方を実践すれば、髪の傷みもなくなり、抜け毛を減らし、気になる薄毛や太くなってしまった分け目を目立たなくすることができるのです。
一番のポイントは、頭皮を乾燥させないことですね。
年代に適したシャンプーを、表示通りの量使用し、1日1回(活動量の少なく、外出機会の少ない方や、特に頭皮の乾燥しやすい方、ご年配の方は2日に1回程度)洗髪を行います。
髪にボリュームが戻り、美しい艶が出てくれば、ぐっと若く見られること間違いなしです!
気持ちが上がることで、自信がつき、憂鬱な気分も吹き飛ばせますよ。
さあ、今晩からご紹介した髪の洗い方と乾かし方を実践してみてくださいね。
現在の私
ちなみに、私もご紹介した髪の洗い方と乾かし方を実践して2年以上になります。
習慣にしてしまえば、全然苦になりません。
ずっと悩んでいた頭皮のかゆみも和らいできました!
やはり、皮脂が多すぎたのではなく、頭皮の乾燥が原因だったようですね。
他にもあれこれ試してしますが、その話はまた今度。
とりあえず、毛量は保てていますよ。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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