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こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。
若いころからカラーやパーマを繰り返し、髪のダメージが気になってきたので、【ヘアパック】を採り入れてみようかなとお迷いの貴女。
いいところにお気づきになりましたね。
ヘアパックは、髪の内部にまでその成分を浸透させることができるため、カラー剤やパーマ液などでダメージを受けた髪の集中ケアにもってこいなのです。
その他にも現代女性の髪は、日常的にドライヤーの熱や強い紫外線といった外的刺激にさらされ、ダメージを受けやすくなっています。
そんなダメージヘアにもまた、トリートメントより成分が濃く、濃度が高いヘアパックがスペシャルケアとして効果抜群なのです！
そこで今回は、
・ヘアパックを選ぶ際のポイント
・貴女のヘアスタイルや髪のお悩み合ったヘアパックの選び方
等などをご紹介していきたいと思います。
是非、貴女が【ヘアパック】を購入する際の参考にしていただき、美髪を取り戻すお手伝いができれば幸いです。
【ヘアパック】を選ぶ際のポイント
まえがきでお話しした通り、トリートメントとヘアパックは、髪内部にまで成分を浸透させることで、ダメージヘアを補修してくれる効果があります。
ただ、トリートメントは、短時間でお手軽に使えるため、デイリーケア用なのに対し、ヘアパックは、髪に塗った後に30分以上置く必要があるため、手間も時間もかかるスペシャルケア用なのです。
ですから、ヘアパックは、週に1～2回行えば充分ですね。
その分、トリートメントよりも髪をコートするシリコンや、栄養を補給し、ツヤやまとまりを与えてくれる油分が多く含まれてでいますよ。
これだけ手間と時間のかかるヘアパックですから、選ぶ際は、たくさんの種類の中から、より貴女に合ったものを見極める必要がありますよね。
というわけで、ヘアパックを選ぶ際のポイントとしては、
①成分
（ダメージ補修力や指通りのよさ等）
②香り
（しっかり香る、ほのかな香り、無香から選べます。）
③コスパ
などを確認する必要があります。
また、製品のタイプとしては、
①洗い流すタイプ
これが主で、一般的になります。
特に、ゴワゴワした髪質が気になる方向けで、油分が多い傾向にありますね。
ただそれゆえに、頭皮や髪の根元にはつけないようにする必要があります。
油分は、なかなか洗い流すことができず、頭皮に残ると、かゆみやフケ、炎症の原因となり、嫌な臭いを発生してしまうからです。
②洗い流さないタイプ
オイルやミルクタイプで、洗髪しタオルドライをした後や、ドライヤーで乾かした後、朝のスタイリング前にと、その製品によりつけるタイミングが変わります。
①よりは軽いつけ心地なので、柔らかい髪質の方向けになります。
以上の2つになります。
では次に、より突っ込んで、ヘアスタイルや髪のお悩み別にヘアパックを選ぶポイントをご紹介したいと思います。
ちなみに、ヘアマスクはヘアパックと商品名が違うだけで、同じ役割になりますよ。
貴女のヘアスタイルや髪のお悩み合った【ヘアパック】の選び方
では、具体的なヘアスタイルや髪のお悩み別に【ヘアパック】を選ぶ際のポイントをご紹介します！
<ロングヘア、または髪が広がりやすい方>
シリコンやコンディショニング成分が多く配合されているものがお勧めですよ。
シリコンが多く含まれているほど、重めでしっとりとした仕上がりになります。
というのも、シンコンは髪をコーティングしてくれる役割があるため、ツヤが出て、どっしりまとまるようになるからです。
具体的な成分としては、鉱物油のジメチコン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサンなどがありますよ。
シリコンというと肌トラブルの元と考える方もいらっしゃいますが、すすぎ残しがその主なる原因なのです。
よって、頭皮や髪の根元にはつけないようにする、もし、ついてしまったら、丁寧に落とす、また、顔や首周り、背中も忘れずに洗い流すようにするといったことを守るだけでも、肌トラブルを最小限に抑えることができます。
また、コンディショニング成分は、静電気を抑える、帯電防止効果があります。
それゆえに、枝毛や切れ毛を防いでくれるのです。
具体的には、カチオン界面活性剤であるベヘントリモニウムクロソド等がありますよ。
<ショートヘア、または髪の細い方>
高級アルコールや植物油、保湿剤が多く配合されているものがお勧めですよ。
髪をふんわりと軽やかに仕上げてくれるので、ボリュームは残しつつ、ダメージの補修ができますね。
具体的に、高級アルコールには、セテアリルアルコールやオレイルアルコールなどがあり、植物油には、アーモンド油や椿油、保湿剤はグリセリンなどがあります。
<髪が乾燥しやすく、ひどいダメージヘアの方>
保湿や補修成分が強化されたものがお勧めですよ。
それらの成分により、髪のパサつきや広がりを防ぐと同時に、ダメージも補修してくれます。
保湿成分といえば、グリセリンを筆頭に、セラミドNP、コラーゲン、リピジュアなどがあり、補修成分といえば、油分になりますね。
自然由来なら、動物性のハチミツ、植物性ならシア脂、アーモンド油、椿油、ホホバ脂などがあります。
鉱物油なら、①でお話ししたシリコンやパラフィンなどです。
ただ、石油由来の人工油だからと避けてしまうのは少し待ってくださいね。
髪をコートし、パサつきや広がりを抑えてくれる重要な成分になりますからね。
<カラー剤を使用後にケアをしたい方>
カラー剤を使うと、薬剤の影響でキューティクルが開いたままの状態になっているため、ヘアケアをおこたると、せっかく染めても、定着する前に染料が流れ出てしまう可能性があるのです。
また染色後は、非常に髪がデリケートな状態にあるため、ちょっとした刺激でもダメージを受けてしまいます。
よって、一刻も早くキューティクルを締める必要があるのです。
そのためには、ヘアパックかヘアマスク、トリートメントを用いて、髪の内部からケアすることが必須になりますよ。
必要なケアとしては、髪から流れ出てしまった水分や油分、栄養分を補う必要があります。
更に、カラー剤を長持ちさせる、pHコントロールを補給すればベストですよ！
前者には、ヘマチンやジメチコン、加水分解ケラチンなどがあり、後者はクエン酸などがあります。
ちなみに、クエン酸にはダメージを補修する効果もありますよ。
<髪をしなやかにしたい方>
油分や水分、ツヤ出しの成分が強化されたものがお勧めです。
特に、髪に油分（脂質）を補って、髪の保湿性高める必要がありますね。
そのためには、浸透性の高い植物油のアルガニアピノサ核油やラノリン、コレステロール、セラミドAPなどの成分が有効です。
また、ツヤ出しの成分としては、高分子ポリマーの一種であるアクリレーツポリマーやコポリマージメチコン、ジビルジメタコンなどがあります。
<肌に優しい成分でできたヘアパックを希望の方>
防腐剤やタール色素、界面活性剤を配合されたものは避けるべきですね。
また、ノンシリコンのものもお勧めですよ。
ただし、先にお伝えしましたが、シリコンは、髪の表面をコーティングし、ツヤを出したり、まとめてくれたりする役割があります。
また、ダメージの原因になる静電気も防いでくれるのです。
むやみに避けるよりも、髪に塗る際の注意事項を守り、もし、ついてしまったなら、その肌（頭皮や顔、首、背中など）を丁寧に洗うことを心がければ、大概のトラブルは回避することができますよ。
以上になります。
ちなみに、ヘアパックの成分は、配合量の多いものから表示する決まりがあります。
ですがら、最初に書かれているものが、そのヘアパックの主なる成分となりますね。
是非、貴女がヘアパックを購入する際の判断基準にしてみてくださいね。
まとめ
【ヘアパック】の選び方についてご紹介してきました。
いかがでしたか？
ヘアパックと一言でいっても、貴女のヘアスタイルや髪のお悩み別に、必要な成分は変わってきます。
是非、ご紹介したヘアパックの選び方を参考になさって、貴女の理想的な美髪を取り戻してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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