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こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。
手軽に購入できるヘアブラシを使い、若いころから同じやり方で髪をブラッシングしてきた貴女。
最近、やたらと抜け毛が多く、うっすら頭頂部の薄毛が気になり始めていませんか。
そうなのです!
実は、貴女の髪の状態に合わせて、ヘアブラシの形状や素材を選ばないと、抜け毛が増え、薄毛に発展させてしまう可能性があります。
更に恐ろしいことに、正しくブラッシングをしなければ、より薄毛を進行させてしまうことさえありうるのです。
そこで今回は、
・抜け毛・薄毛に効果的なヘアブラシの選び方
・抜け毛・薄毛に効果的なブラッシングのコツ
お教えしたいと思います。
是非、貴女に合ったヘアブラシで、正しくブラッシングを行い、健やかな美髪を目指しましょう!
抜け毛・薄毛に効果的な【ヘアブラシの選び方】とは?
ヘアブラシの形状と素材別にご紹介しつつ、それぞれのヘアブラシに合う髪質についてお話しします。
貴女にぴったりなヘアブラシを選ぶ際に、参考にしてみてくださいね。
きっと、気になる抜け毛や薄毛に効果が見られるはずですよ。
≪形状篇≫
ブラシには、大まかに分けて4種類あります。
貴女の髪の状態や用途により使い分ける必要があるので、具体的にご紹介しますね!
①ハーブブラシ
髪にボリュームがある人に向いています。
このタイプのブラシを使うことで、広がりがちな髪を落ち着かせ、ストレートにブローする際にも役立ちますよ。
というのも、片側だけにブラシがついており、更にブラシの土台が、ゆるやかなカーブ状になっているため、ブローがしやすいのです。
また、適度な重みがあるため、力も入れやすくなっています。
ちなみに、イギリスのデンマン社が展開した商品なため、別名「デンマンブラシ」ともいわれていますよ。
②スケルトンブラシ
パーマヘアに適しています。
ブラシの目が粗いため、手ぐしをしたような雰囲気を出すことができ、スタイリング後にこなれ感を出したいときに打ってつけです!
一方で、強すぎるカールを抑えたいときにも使えます。
また、静電気を起こしにくい構造になっているため、パーマヘアもからまらずにとかすことができるのです。
③ロールブラシ
名前の通り360℃使え、髪がつかみやすくなっているため、ボリュームダウンしてしまった人にもお勧めです!
ドライヤーと併用して、気になるボリュームやカールを出すことができますよ。
また、太目のものを根元から通せば、ストレートにセットするときにも役に立ちます。
一方で、細目のものを使えば、部分的にカールを作ることができるのです。
④クッションブラシ
ブラシの土台がクッションのようになっているために、この名がつけられました。
このクッションの効果で、ブラシをかけるたびに、頭皮がマッサージされた状態になるため、血行が良くなり、抜け毛も予防にも役立ちます。
まさに育毛中に最適ですね。
また、髪にツヤも出してくれますよ。
更に、ブラシの面が大きいため、何度もかけなくても、ロングの髪を一気にブラッシングすることができます。
このクッションブラシに似たもので、パドルブラシというものもあります。
こちらは、ブラシの土台に空気穴が空いており、より高いクッション性を感じることができます。
頭皮に当たっても痛くなく、頭皮や髪の負担を軽減してくれるのです。
より高いマッサージ効果が期待でき、抜け毛予防や育毛にも最適ですよ。
≪素材篇≫
ブラシの形状だけではなく、素材にもきちんとこだわる必要があります。
なぜなら、それぞれにメリット、デメリットがあり、貴女の髪との相性があるからです。
では、具体的にご紹介します!
①ナイロン
髪のボリュームが出てしまう剛毛の人にお勧めです。
髪をホールドする力があるため、ポニーテールのようなまとめ髪をするときに便利ですよ。
また、髪のからまりをほぐすのに適しており、髪についた汚れやホコリもしっかり落としてくれます。
更に、素材の性質上、水に強いため、濡れた髪をドライヤーで乾かしたり、ブローするときにも安心して使えますね。
逆に、デメリットとしては、静電気が起こりやすいことです。
それにより、髪のキューティクルにダメージを与え、枝毛や切れ毛が増えてしまいます。
ただ、静電気防止加工がされている商品もありますし、柄の部分が木製になっているだけでもかなり違いますよ。
②木製
こちらもまた、髪の量が多目の人にお勧めです。
種類としては、メープル、オーク、竹製があり、どれもブラシのピン同士のすき間が広いため、髪がからまりにくいのが特徴です。
また、木製という天然物を使用しており、油分が含まれているため、静電気が起こりにくくなっています。
更に、素材自体が固いので、頭皮のマッサージ効果もあります。
髪のツヤも出すのにも役立ちますね。
デメリットとしては、やはり水に弱いということです。
濡れたら、すぐに拭かないと、カビが生えてしまいます……
ただ、防水加工のコーティングがされたものもありますよ。
③猪毛(イノシシの毛)
こちらもまた、髪のボリュームがある人にお勧めです。
なぜなら、ブラシの毛に弾力があり、1本1本がしっかりしているため、髪の根元からとかすことができるからです。
また、木製と同じく油分が含まれているため、静電気も起こりにくくなっています。
④豚毛
毛が柔らかいため、ダメージヘアの人と、髪が細く柔らかい人にお勧めです。
他の天然物を原料にしている製品と同じく、油分が含まれているため、静電気が起こりにくく、髪のツヤも出してくれます。
より柔らかい毛がお好みなら、白豚毛と黒豚毛を混ぜ合わせた軟豚毛のブラシが、お勧めです!
ヘアブラシの形状と素材をご紹介してきました。
いかがでしたか?
ご紹介したブラシ中には、髪のボリュームがある人向けの商品も混ざっていたと思います。
更に、形状別なら、パーマヘア用だったり、カールをつけやすかったり、ブローがしやすかったり、頭皮のマッサージ効果があったりするものもあります。
素材別なら、静電気を起こしにくかったり、ブラシの手入れが簡単だったり、髪に油分やツヤを与えてくれたり。
様々な特徴があることがお分かりいただけたかと思います。
色々な角度から考えて、お好みのブラシをお選びくださいね。
もちろん、実際に使い心地を体感できるお店もありますよ!
是非、購入前に試用してみてはいががでしょうか。
では、お好みのブラシが決まったら、次はブラッシング方法をご紹介します。
抜け毛・薄毛に効果的な【ブラッシング方法】とは?
ツヤとコシを取り戻し、健やかな美髪を育てるには、高価なヘアケア商品を購入するよりも、むしろブラッシングの方がキーポイントになるかもしれませんよ。
まずはじめに、ブラッシングの効果についてのご説明です。
ブラッシングにより、
①髪についたた汚れやホコリ、フケ、抜け毛を除くことができ、頭皮の環境を清潔に保てます。
②ヘアブラシの毛で頭皮を刺激し、血行が良くなることで、育毛効果が期待でき、過度な抜け毛も防ぐことができるのです。
③根元から毛先にかけてブラッシングすることで、頭皮から出た皮脂(油分)を毛先まで届かせることができ、ツヤが生まれます。
開いたキューティクルも整えることができますよ。
では、具体的なブラッシング方法ををご紹介します!
①ますばブラシの持ち方ですが、ブラシの背に人さし指を当て、親指は縁に添え、残りの指で柄を握ります。
②そのまま優しく毛先のからまりをほぐします。
※いきなり全体にブラシを通そうとすると、切れ毛や抜け毛の原因になりますよ。
③次に、ブラシを垂直ではなく側面から当て、回転させるようにしながら、根元から毛先に向かってとかします。
※ここでは、前髪関係なくオールバックにします。
また、頭皮に強くブラシを当てたり、何度も同じ箇所をとかすことで、頭皮や髪を傷めないようにしてくださいね。
④③でとかし切れなかった、えり足から生え際に向かってブラシを通します。
※顔を傾けたり、下を向きながら、ご自分のやり易い体勢を探してみてください。
⑤最後に、ブラシの重さを利用するような感覚で、優しく全体にブラシをかけ、整えます。
※ブラシの方向は、根元から毛先に向かってです。
これで終了です。
そんなに難しいことはありませんよね。
数回、この方法を頭に思い描きながらブラッシングをしていけば、すぐに手が慣れてくると思います。
是非、実践してみてくださいね!
次に、ブラッシングの回数と時間ですが。
・シャンプー前
※1日の汚れを落とすため。
・寝る前
※寝具との摩擦で髪がからまるのを防ぐため。
髪は夜に成長するので、より良い髪のために頭皮の血行が促進されるように。
また、副交感神経に働きかけ、安眠を誘うため。
・朝起きてセットする前
※就寝時の髪の絡まりをほぐすため。
の3回が理想です。
ブラッシングしないのも髪と頭皮のためにはよくありませんが、しすぎても髪と頭皮を傷めしまうので、よくありませんからね。
ブラッシング効果を知った上で、ご紹介した正しくブラッシング方法と回数、時間を守って、健やかな美髪を育ててくださいね。
まとめ
薄毛に効果的な【ヘアブラシの選び方】と、【ブラッシングの方法】についてお話ししてきました。
いかがでしたか。
貴女の髪の状態に合ったヘアブラシを使い、正しくブラッシングすれば、必ずや抜け毛や薄毛に効果が出てくるはずです!
是非、お試しの上、健やかな美髪を取り戻してくださいね。
そして、ブラシへのお礼の気持ちも込めて、使った後は定期的にメンテナスすることをお忘れなく!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。