健美髪日記

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【その抜け毛は病気が原因かも?】加齢による薄毛との違いをご紹介します

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こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。

 

 

女性も40代半ばを過ぎれば、加齢による抜け毛も仕方がないかなと思いつつも……

もしかしたら、この抜け毛は病気が原因かもと焦るお気持ちがある貴女。

 

家庭や仕事で否応にも責任を感じざる負えない世代ですからね。

不安になるのも仕方ないですよね。

 

 

そこで、

 

・加齢により抜け毛が起こる原因

・具体的な脱毛の症状

・病気が原因の脱毛症

 

等などについてもお話ししたいと思います。

 

 

是非、貴女の気になる抜け毛の症状を見極めるための糸口になれば幸いです。

 

 

 

 

 

加齢による【抜け毛】の原因

加齢による女性特有の抜け毛は、女性ホルモン「エストロゲン」の減少により引き起こされます。

いわゆるホルモンバランスの崩れが原因の、びまん性脱毛症ですね。

 

その場合、徐々に頭頂部全体が薄くなっていきます。

やがて進行すると、分け目やつむじ透けて見えるようになってしまうのが特徴です。

 

また一般的に、女性の髪は4~6年かけて、成長期、退行期、休止期、脱毛を繰り返していきます。

1日平均100本前後抜けるのが自然なのです。

 

以上のことを基準として考えて、

 

部分的にごぞっと抜けた。

短期間で大量に毛が抜けている。

 

という現象があった場合、何か体に異常が起きている可能性が考えられます。

次にまずは、具体的な脱毛の症状をご紹介していきたいと思います。

 

 

具体的な【脱毛】の症状をご紹介(病気が原因になる場合を除く)

病気が原因ではない【脱毛症】の事例を5つにわけてお話ししたいと思います。

 

 

①髪の成長期に活動が停止してしまった。

円型脱毛症

長らくストレスが原因といわれてきましたが、実は自己免疫疾患の一つで、細胞が毛根を敵と勘違いして、攻撃してしまうことが原因です。

部分的にごそっと髪が抜けるのが特徴です。

 

②髪の休止期のまま髪が痩せ細ってしまった。

脂漏(しろう)性脱毛症

高脂肪高カロリーな食事や、生活習慣の乱れ、喫煙、過度な飲酒、洗髪不足などにより、頭皮に皮脂が過剰分泌されることが原因です。

頭皮が炎症を起こし、髪が生えにくくなることで薄毛が進行します。

 

接触性皮膚炎による脱毛症

体質に合わないジャンプーや、カラーリング、パーマ、その他ヘアケア商品の使い過ぎによる、頭皮の炎症が原因です。

やはり、髪が生えにくくなることで薄毛を進行させます。

 

粃糠(ひこう)性脱毛症

過剰な洗髪などにより頭皮が乾燥し、やがてフケを発生させたり、炎症が起きることが原因です。

やはり、髪が生えにくくなり、薄毛が進行します。

 

③髪の休止期のまま活動が停止してしまった。

分娩後脱毛症

分娩後に、先にお話しした女性ホルモン「エストロゲン」が一気に減少することが原因です。

分娩から2ヶ月経ったころより脱毛が始まり、生え際や分け目、頭頂部が薄くなります。

びまん性脱毛症と同じ症状ですね。

 

半年ほど経つと脱毛が落ち着き始め、徐々に回復していくのが通常です。

一般的には、産後1年ほどで元の状態に戻ります。

ただ、育児によるストレスが強かったり、高齢出産であったりすると、回復が遅れたり、場合により、男性型脱毛症に発展してしまったりする可能性があります。

 

ピル使用後脱毛症

ピルの使用により、ホルモンバランスが崩れることが原因です。

びまん性脱毛症と同じ症状です。

 

外的要因による脱毛症

牽引(けんいん)性脱毛症

ポニーテール等、毎日のように一定方向に引っ張り続けられることが原因の脱毛です。

 

圧迫性脱毛症

きつい帽子を被るなど、頭部を圧迫され続けたことが原因で起こる脱毛です。

 

トリコチロマニア(脱毛癖)

強烈なストレス等から、自分で髪を抜いてしまうことが原因の脱毛です。

 

薬の副作用

抗ガン剤や抗うつ剤、また、痛風や高脂血症、てんかんの薬、副腎質ホルモン等の副作用が原因の脱毛です。

 

 

病気が原因の【脱毛症】

疾患の症状の一つとして、脱毛が起こることがあります。

 

 

貧血

亜鉛や鉄分が体内で不足していることで起こる脱毛です。

鉄分は、体中に酸素を送る役割を果たしており、不足すると、頭皮に充分な酸素が行き渡らず、髪の成育に影響を与えます。

 

また、亜鉛や鉄は髪の成長に必要なミネラルであるため、不足すれば、やはり、髪が育たなくなりますね。

ただの貧血だからと甘く考えず、内科に受診することが体のためにも髪のためにも大切です。

 

甲状腺機能低下症

バセドウ病や橋本病などがそれに当たります。

甲状腺には、体の新陳代謝を促すホルモンを分泌する役割があります。

よって、甲状腺が異常をきたすと、ホルモンが出されずに抜け毛が引き起こされる場合があるのです。

 

ただ、抜け毛以外にも症状はあります。

便秘や発汗減少(高温多湿の夏場でも)、皮膚の乾燥、体重増加(食欲不振にも関わらず)、無力感、抑うつ、過眠傾向(寝ても寝ても眠い状態)、むくみ、月経異常、その他、喉仏の痛みや声の低下などです。

 

加齢による抜け毛と決めつけず、上記の症状が合わせて見られる場合は、放置せずに内科を受診してくださいね。

先生の判断により、専門の甲状腺科が紹介されると考えられます。

 

婦人科系の疾患

卵巣のう腫をはじめ、その他の卵巣疾患、子宮、乳房に関わる疾患により、ホルモンバランスが崩れ抜け毛を招いてしまう可能性が高いです。

脱毛以外にも、月経異常や不正出血、乳房のしこりや出血など様々な症状が出ることもあります。

安易な自己判断をせず、婦人科を受診することをお勧めします。

 

膠原(こうげん)病

アレルギー疾患の一つです。

体が誤作動を起こし、自分の免疫が自分の体を攻撃してしまいます。

その結果、炎症を起こし、臓器や細胞組織を壊してしまうのです。

 

症状としては、脱毛だけではなく、体重の減少や長期に渡る倦怠感や体調不良が続きます。

まずは、気になる症状がありましたら、内科を受診してくださいね。

 

感染症による脱毛

頭部白癬(しらくも)

皮膚糸状菌症の一種です。

白癬菌属の真菌が主な原因で、症状には脱毛を伴います。

皮膚科にかかるようにしてください。

 

・その他の細菌感染

頭皮が細菌に侵され、脱毛がすることがあります。

皮膚科が専門です。

 

梅毒

性病である梅毒の主なる症状の一つに、特徴的な脱毛があります。

3~5ミリ程度の円形の脱毛が側頭部に多数みられるようになるのです。

このような症状が見られたら、迷わず、婦人科に受診することをお勧めします。

 

2型糖尿病(インスリンの分泌異常である1型糖尿病とは異なります。)

生活習慣病の一つであり、年齢的に心配になる方も多い疾患ですよね。

更年期でエストロゲンが減少していくと、体の制御が効かなくなっていくため、特に注意が必要です!

 

その症状の一つとして、ホルモンバランスが崩れ、抜け毛が増えてしまうことがあります。

その他、疲労感や皮膚の乾燥・かゆみ、手足の感覚の低下、または、チクチク刺すような痛み、感染症にかかりやすくなる、頻尿、目のかすみ、切り傷やその他の皮膚の傷が治りにくい等の症状があります。

 

定期的に検診を受けていれば、血圧、体重、腹囲、血液検査等の結果から指摘されることもあるでしょう。

何より、早期発見、早期治療が大切です!

最初の受診は内科を想定されますが、場合により、眼科や外科、泌尿器科に診てもらう必要が出るときもあります。

 

 

加齢による脱毛以外の【脱毛症】の特徴

改めて、加齢による【脱毛症】と、病気による【脱毛症】との違いをご紹介します。

 

 

・抜け毛がいつもより多く見られる。

・円形や頭部の一部だけごそっと抜ける。

一目でわかるような髪のボリュームダウン。

短期間での大量の抜け毛。

 

 

このような症状を感じたら、疾患が隠れている可能性があるので注意が必要ですね。

 

 

まとめ

加齢による脱毛以外にも、様々な要因の【脱毛症】があること、また、疾患の症状の一つとして脱毛があることがおわかりいただけたかと思います。

 

 

貴女の大切な体です!

安易な自己判断をして放置してしまったら、のちのち後悔することになりかねません。

 

 

抜け毛は体からのシグナルと感じ取って、他にも気になる症状がありましたら、迷わず医療機関にかかることをお勧めします。

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。  

 

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