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こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。
頭皮マッサージを行うと髪質改善につながると聞くけれど、どうにも忙しい毎日の生活にそんな時間を持てないわ……とお考えの貴女。
朗報ですよ!
毎晩シャンプーしながら、同時に頭皮マッサージを行う方法があるのです。
しかも、ちょっとしたコツをつかめば、手が勝手に動くようになり、習慣化できますよ。
そこで今回は、
・髪質改善のために頭皮マッサージが重要な理由
・シャンプーをしながら頭皮マッサージを行うメリットやそのポイント、注意点
・シャンプーをしながら頭皮マッサージの具体的なやり方
をご紹介します。
今晩のお風呂タイムから、是非、【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】を採り入れて、髪質改善を目指してみませんか。
髪質改善のために頭皮マッサージが重要な理由
40代に入ってから、年々髪質が変化していく気がしませんか?
髪が細くなったり、抜け毛が増えたり、若いころにはなかったうねりや縮れか見られるようになったりと、変化が色々感じられてしまうかと思います。
それは、髪だけが変化したのではなく、その土台となる頭皮が変化してしまったためなのです。
頭皮が変化したことで、髪の成育にも影響を及ぼしてしまいます。
更に、柔軟性を失った頭皮は、毛細血管が萎縮してしまいます。
すると、本来血液によって毛根まで届けられていた栄養や酸素が、行き渡らなくなるのです。
その結果、髪にはツヤやコシがなくなって痩せ細り、しまいには抜けてしまいます。
また、頭皮も肌の一部であるため、何もケアをしなければ、年齢とともにたるんでしまいます。
すると、毛根の形が変わり、髪がうねったり、縮れるようになるのです。
更に、頭皮は顔と一枚皮なため、たるんでしまうと、同時に顔もたるみ、血行も悪くなり、ハリやツヤがなくなってくすんできます。
ですから、髪質改善を目指すなら、硬くなってしまった頭皮を柔かくするための頭皮マッサージが重要になってくるわけですね。
ただ、残念ながら、段々と髪質が悪くなってくる年齢は、家事に仕事に子育てに、そして、人により介護が加わり、非常に忙しい年代に当たりますよね。
そこで、究極の時短である【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】をご紹介したいと思います。
【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】を行うメリットとポイント・注意点
<【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】を行うメリット>
まず、シャンプーをしながら頭皮マッサージを行うメリットについてお話しします。
・何より時短になります。
・慣れてしまえば、勝手に手が動くようになるので、毎日忘れずに行えます。
・正しく行えば、毛穴の汚れもスッキリ落とせます。
・頭皮が、柔軟性を取り戻して清潔かつ健やかな状態になれば、髪の成長を促し、髪質改善にもつながります。
・顔と一枚皮なので、リフトアップして小顔効果もあります。
・目元の皮膚は薄くて、マッサージができないのがネックですが、頭皮マッサージを行うことで、目元の血行もよくなり、眼精疲労を軽減できます。
と、まさにメリット満載ですよね。
<【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】を行うポイント>
次に、シャンプーをしながら頭皮マッサージを実践するにあたってのポイントをご紹介します。
・(次の章で詳しくご紹介しますが)下準備を行うことで、より効果的になります。
下準備とは、
①髪が乾いた状態でブラッシングを行う。
②ぬるめの湯で予洗いを行う。
③シャンプーをきちんと泡立ててから使用する。
の3つになります。
・重要なことは、爪を立てずに指の腹を使ってマッサージすることです。
・頭皮マッサージと名づけられていますが、実際は、頭皮ではなく、その奥の頭蓋骨を動かすイメージで行います。
表面をさするのではなく、奥深くまで揺らす感じですね。
・頭皮が硬いなと意識されている方は、特に、ゆったりと手を動かすようにします。
ちなみに、頭皮の硬さチェックする方法もありますよ。
①まずは、頭皮の色を確認します。
青白ければ、血行が良い証拠です。
一方で、赤黒ければ、血行が悪く、うっ血している証拠であり、頭皮も硬くなっているはずです。
②次に、頭皮を指ですつまんでみます。
つまめれば、頭皮は正常な柔らかさですし、つまめないようなら、硬い証拠になりますよ。
以上、お試しくださいね。
・むくみを感じる方は、痛気持ちいいくらいの指圧でおこないます。
・最後のすすぎは、時間をかけて丁寧に行います。
以上がポイントです。
<【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】を行う際の注意点>
最後に、シャンプーをしながら頭皮マッサージを行う際の注意点をお話しします。
シャンプー剤は、長く頭皮につけたまま放置してよいものではありません。
頭皮マッサージは、2分程度を目安に手早く行うようにしましょう!
ではいよいよ、【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】の具体的なやり方に入ります。
【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】の具体的なやり方
ステップは4つです。
すべて行うことで、頭皮全体を洗浄しつつ、マッサージも同時に行ったことになりますよ。
まずは前章で触れましたが、下準備です。
①お風呂に入る前に、髪が乾いた状態でブラッシングをします。
最初に、髪のからまりを丁寧にほぐしますよ。
その後、全体にブラッシングをしますが、キューティクルに沿って髪の根元から毛先に向かってブラシを通すようにすると、髪を傷めずお勧めです。
このブラッシング作業により、髪の表面についたホコリや汚れを落とすことができるだけではなく、頭皮の皮脂汚れを浮かび上がらせることができます。
②ぬるめの湯で、髪全体をしっかりと濡らし、指の腹を使って、もみ込むように予洗いをします。
この作業により、シャンプーの泡立ちが変わります。
また、湯温が低すぎると皮脂を落とすことができず、逆に、高すぎると頭皮を乾燥させ、かゆみやフケ、炎症の原因になってしまいます。
季節により、少しぬるく感じるかもしれませんが、38℃が理想的なシャワー温です。
③手を清潔にしてから、シャンプーを泡立てます。
手をきれいにし、温めることでシャンプーの泡立ちが変わります。
それを頭皮にまんべんなく塗りつけ、頭皮全体を軽く押していきます。
ここまでが下準備です。
では、本題のシャンプーをしながら頭皮マッサージに入りますよ!
《ステップ1 :前頭部を中心の寄せるように》
生え際から頭頂部に向かって、5本指をしっかりと開き、パーの手でセンターに寄せるようにします。
額から耳と耳を結ぶカチューシャラインまで5つのパーツに分けるような感じで、1ヶ所につき5回ほど行います。
この部分は、特に硬くなりやすいので、念入りに。
むくみ取りにも効果絶大ですよ!
《ステップ2:側頭部を》
耳周りからこめかみにかけて、ステップ1と同じく5本指を使い、前後にスライドさせるようにマッサージをします。
5往復が目安ですよ。
コツとしては、頭部の丸みを意識しながら、奥の頭蓋骨を揺らすイメージで行います。
特に、耳周りはこりやすいので丁寧に!
《ステップ3:こめかみから頭頂部に向かって》
ステップ2と同様に、頭蓋骨を揺らすような感じで、頭皮を上下に細かく動かします。
頭の丸みを意識しながら、さするのではなく、揺らすイメージで行いますよ。
そのまま、頭頂部で両手指が交差するまでマッサージをします。
5往復が目安です。
《ステップ4:後頭部を》
耳の後ろからえり足に向かって、上下に細かく指を動かしながらほぐすイメージで。
中心で両手がぶつかるまで、5つ程度のパーツに分けて行いますよ。
1ヶ所につき5往復が目安ですよ。
ここまで終わったら、後は仕上げです。
両手で側頭部をぐっとハンドプレスし、次に、生え際→頭頂部の順でハンドプレスをして、頭皮マッサージはおしまいになります。
もちろん、この頭皮マッサージは、洗髪も兼ねているので、後はすすぎを行うだけです。
丁寧に時間をかけて、すみずみまで洗い流しましょう!
ここでも、38℃程度のぬるま湯で。
シャンプーの残り香がいいなんて言われる方がいますが、洗髪剤は、頭皮や髪に残しておいていいものではありません。
そもそも、それを想定してつくられてはいませんからね。
しっかりすすいで、落とすことを心がけまてくださいね。
まとめ
忙しい毎日でも無理なく行える、究極の時短【シャンプーをしながら頭皮マッサージ】についてお話ししてきました。
いかがでしたか?
こんなマッサージだけで、洗髪をしたことになるのと疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
本来、爪を立ててゴシゴシと頭皮や髪をこするように洗う方法が間違っているのです。
頭皮にも髪によくなく、髪質をどんどん悪化させてしまいますからね。
今晩からでも、ここでご紹介した頭皮マッサージ兼洗髪を実践して、髪質を改善を目指してみてはいかがでしょうか。
同時に、頭皮のかゆみといった不調や、肌のくすみ、眼精疲労の改善にも役立ちますよ。
是非、お試しください!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。