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こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。
白髪染めをしてから1ヶ月も経っていないのに、分け目や生え際から目立ち始める白髪にガッカリしている貴女。
お気持ちわかります。
とはいえ、フルカラーで白髪染めを繰り返していると、髪や頭皮が傷んでしまいそうだし。
かといって、リタッチを繰り返していると見た目がイマイチになくなってくるし……一体何が正解なの?と考えしまいますよね。
そこで今回は、
・リタッチとフルカラーの違い
・リタッチとフルカラーそれぞれのメリットとデメリット
・理想的なリタッチとフルカラーの組み合わせ方
をご紹介したいと思います。
実は、あなたが認識していた情報そのものが誤りだったり、過去のものだったという可能性もあるかもしれません。
正しい情報の元で、【リタッチとフルカラーを組み合わせて】気になる白髪を隠してみませんか。
- 【リタッチ】と【フルカラー】の違い
- 【リタッチ】と【フルカラー】それぞれのメリットとデメリット
- 今と昔の【フルカラー】の認識違い
- 理想的な【リタッチ】と【フルカラー】の組み合わせ方
- 美容院以外でも【リタッチ】は可能
- まとめ
【リタッチ】と【フルカラー】の違い
まずは、リタッチとフルカラーそれぞれのおさらいをしたいと思います。
フルカラーとは、いわずと知れた、髪の根元から毛先まで全体染めをすることです。
髪の色を全面的に一新することができますね。
一方でリタッチとは、美容界の業界用語で、「再び触れる(=染める)」という意味があるのです。
髪を染めて時間が経つと、根元の髪が伸びてきて色の差(白髪染めの場合はもちろん白髪)が目立つようになりますよね。
いわゆるプリン状といわれる現象ですね。
その差をなくして、均一な色と明るさにするために、伸びてきた根元の部分だけをピンポイントで染めていくことです。
毛先と同じ色にすることで、差をなくしてきれいな状態にするのですね。
では次に、リタッチとフルカラーの違いがおわかりいただけたところで、それぞれのメリットとデメリットについてお話しします。
【リタッチ】と【フルカラー】それぞれのメリットとデメリット
リタッチとフルカラーの違いを理解したところで、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します!
≪【フルカラー】のメリットとデメリット≫
まずは、フルカラーのメリットは、
・根元から毛先まで、好きな色に均一に染めめることができる。
・色落ちしたしまった毛先もカラーとツヤを取り戻せる。
次に、フルカラーのデメリットは、
・費用が高くなる。
・時間がかかる。
・一般的には、フルカラーを短期間で繰り返していると髪や頭皮が傷みやすい。
(根元が伸びて目立ってくる度にフルカラーをするとなると、かなり短いサイクルになりがちですからね。)
≪【リタッチ】のメリットとデメリット≫
まずは、リタッチのメリットは、
・プリン状になった髪をピンポイントで染められる。
・費用が安く済む。
(ロングヘアの人もロング料金かかからないので、お得ですよね。)
・短時間で済ませられる。
逆に、リタッチのデメリットは、
・毛先が色落ちしてきている場合、カバーできない。
・美容院により、リタッチができる条件が決められている場合がある。
例えば、 根元から2~3センチまでとか、前回のカラーから何日以内とか。
・美容院によりそろえているカラー剤が違うので、リタッチをする場合は、同じお店に行かないといけない。
(もちろん、他の美容院でも対応してくれる場合もありますが、やはり、根元と毛先で色が変わってきてしまうの可能性が出てます。)
リタッチとフルカラーそれぞれのメリットとデメリットがおわかりいただけたところで、今昔フルカラーの認識違いについてお話ししたいと思います。
今と昔の【フルカラー】の認識違い
フルカラーをすると毛先が傷みやすいという話を聞いたことありませんか?
実は、この話はかつての常識になりつつあるのです。
確かに一昔前までは、根元から毛先まで同じ薬剤を使ってフルカラーが行われていました。
また、美容師さん側も、髪の構造や組織に関する知識が薄い人も多く、施術前、施術中、施術後それぞれのケアが、万全とはいえない状況でした。
以上のような理由により、髪(特に毛先)や頭皮に傷みが生じやすかったのは事実です。
今は、実に様々な薬剤が開発されています。
その人の出来上がりの希望や髪質、体質等を考慮して、薬剤を決めることができるようになりました。
また、髪の根元や中間、毛先で薬剤を塗り分けたり、施術前後のケアもきちんと行われるようになったのです。
更に、薬剤にトリートメントを配合することもできるようになりました。
ですから今は、一概にフルカラーをすると髪や頭皮が傷むというわけではないのです。
その他にも、施術を受ける側として準備できることがありますよ。
それは、24時間以内に洗髪はしないことです。
ある程度、頭皮に皮脂があることで、薬剤からの刺激を和らげることができますからね。
ただ、どんなに薬剤が進歩しても、一定数アレルギーを起こしてしまう人がいることも事実です。
初めてフルカラーの白髪染めを行う場合は、パッチテストが必須です。
また、時間を空けずにフルカラーを繰り返していると、アレルギーを起こしやすくなる人もいます。
以上を踏まえて、次に、リタッチとフルカラーの理想的な組み合わせ方をご紹介したいと思います。
理想的な【リタッチ】と【フルカラー】の組み合わせ方
そもそも人間の髪の毛は、1ヶ月に1~1.5センチほど伸びるといわれています。
ファッションカラーをしている若い子なら、2~3ヶ月に1回程度染め直しをすれば、おサボりさんに見えがちなプリン状態を避けることができます。
ただ、黒髪の中に白髪が伸びてくると、1センチ前後でも目立ってしまう場合が多いのです。
人によっては、半月に一度程度染め直したいと感じるかもしれません。
ただやはり、髪や頭皮への影響を考えると、厳しいものがありますよね。
そこで、下記のプランが理想的ですよ!
①まずは、フルカラーを行う。
②1ヶ月半(~2ヶ月)後にリタッチ1回目を行う。
③更に、1ヶ月半(~2ヶ月)後にリタッチ2回目を行う。
④再び、①に戻るというサイクルですね。
カットとカラーを同時に行う人が多いので、髪の伸び具合や、頭皮の状態(皮膚がはがれ落ちて、生まれ変わる「ターンオーバー」は、若年層なら28日周期ですが、中年期になると45日ほどかかります。)、毛先の色の落ち具合を考慮すると、このサイクルがベストですね。
もちろん、少し費用が高くつくようになりますが、より美しい状態を保ちたいなら、フルカラーとリタッチを交互に行うサイクルでもいいですが。
その場合も、それぞれ1ヶ月半から2ヶ月程度の間隔を開けるようにしてくださいね。
美容院以外でも【リタッチ】は可能
もちろん、セルフでもリタッチを行うことができますよ。
その際は、泡タイプではなく、保存が利くクリームタイプの白髪染めを使用すれば、無駄なく使い切れますね。
また、ムラがなく、きれいに仕上げたいなら、一人で行うのではなく、誰かに手伝ってもらうことをお勧めします。
ただ、セルフの白髪染めは、素人でも簡単に染められるように、総じて強い薬剤が使われているの現状です。
そのため、髪や頭皮が傷みやすく、アレルギーを誘発しやすいのも難点です。
また、一度アレルギーを起こしてしまうと、二度と同じような成分の白髪染めは使えなくなってしまいます。
なるべくなら、美容院でご自分の希望を相談し、髪や頭皮の状態を見てもらいながら、リタッチを施術してもらうのが理想ですね。
とはいえ、美容院の費用は高いし、かといって、セルフは失敗なくできるか自信がなかく、また、強い薬剤は避けたいと考えると人にお勧めなのが、カラー専門店です。
シャンプーと仕上げのブローは自分で行うことになりますが、カラー剤は美容院と同じラインナップですし、施術も美容師さんが行ってくれるので、安心ですね。
肝心の費用も、1000~2000円と大変リーズナブルですよ。
是非、カットやパーマはしないで、ヘアカラーだけ行いたい場合には、カラー専門店を利用してみてはいかがでしでしょうか。
まとめ
【リタッチ】と【フルカラー】の違いや特徴をお話ししてきました。
いかがでしたか。
どちらにも、メリットとデメリットが存在することがおわかりいただけたかと思います。
もちろん、個人個人で白髪の本数と髪の伸び具合を考慮すると、どの程度カラーの間隔を開けられるかには違いが出てきます。
ただ、いかに薬剤が進化していても、身体的構造を考えると、1ヶ月半から2ヶ月程度は間隔を開けて、髪や頭皮を守るべきですね。
まだまだ、長くお付き合いをする髪の毛です。
おサボりに見えないように、適度な間隔でリタッチとフルカラーを上手に組み合わせつつ、髪の量と質を保つためにも、薬剤や施術方法選びは慎重に行って、上手に白髪を隠したいものですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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