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【リンスインシャンプー】って結局なんなの?メリットとデメリット・向き不向きをご紹介!

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こんにちは。『健美髪日記』へようこそ。

 

 

忙しい毎日を送る中でも、やはり、髪のケアはおこたりたくないなと思うと、ついつい1本でシャンプーとリンスが済んでしまうリンスインシャンプーに手が伸びてしまうことってありますよね。

でも、よく考えるみると、

 

リンスインシャンプーって結局なんなの?

本当に効果あるの?

 

と、疑問がわいてきませんか。

リンスインシャンプーに限らず、得てして、楽できるアイテムってデメリットも存在する場合が多いですからね。



そこで今回は、

 

  • リンスインシャンプーのはじまりとその仕組み
  • リンスインシャンプーのメリットとデメリット
  • リンスインシャンプーに向く人、逆に不向きな人

 

についてもご紹介したいと思います。



是非、冷静にリンスインシャンプーのことを分析して、これからも使い続けるかどうかの判断材料にしてみてくださいね。

 

リンスについて詳しくご紹介している記事はこちらへ。

髪の補修ケア方法についても詳しくご紹介しています!

sub.mamatomo-zero.com

 

 

 

【リンスインシャンプー】のはじまりと仕組み

リンスが誕生した理由をさらっとご紹介した後、本題であるリンスインシャンプーが開発された理由や、その開発には困難を極めたお話しをしていきたいと思います。

 

 

<リンスが誕生した理由>

そもそもリンスって、なぜ誕生したのかご存知ですか?

 

それは、シャンプーと深い関わりがありました。

かつて、シャンプーは石けん成分で作られており、アルカリ性だったのです。

 

石けんなんかで、髪の汚れや頭皮の皮脂汚れは落ちていたの?と疑問に思われるかもしれません。

が意外にも、石けん成分は汚れを落とす力に関しては強力なのです。

 

その一方で、洗い上がりはゴワゴワになってしまいます。

どんなに汚れが落ちるといっても、髪がゴワついていては、お手入れが大変ですよね。

そこで登場したのがリンスだったのです。

 

当初のリンスは、敢えて酸性成分で作られていました。

というのも、アルカリ性の石けん系シャンプーを中和させて髪のゴワつきを取り指通りをよくするためだったからです。



<【リンスインシャンプー】が誕生するきっかけ>

次にいよいよ、本題に入ります!

 

前章でお話しした通り、シャンプーとリンスは性質が真逆なので、ただ単に混ぜ合わせただけではリンスインシャンプーにならないのです。

というのも、混ざり合った瞬間にそれぞれの成分を無効にしてしまったり、そこまでいかなくても、互いの威力を弱めたりしてしまいますからね。

 

その難所を乗り越えて、開発されたのがリンスインシャンプーでした。

登場は1989年で、朝シャンブームが当来したころです。

40代以降の方には懐かしい言葉ですよね。

 

オシャレに目覚めた女子たちがこぞって、朝の忙しい時間帯にシャンプーをするようになりました。

そこでメーカーは、簡単に使える時短製品が売れると踏んだのです!

これが、リンスインシャンプーが誕生したきっかけでした。

 

 

<【リンスインシャンプー】の開発は困難を極めた>

先に少し触れた通り、単に、シャンプーとリンスを混ぜただけでは意味はないので、分子に注目して開発されました。

 

シャンプーに比べて、リンスの分子量を大きくして、水に溶けるのに時間差をつくったのです!

それにより、先にシャンプーの成分が水に溶け出し、頭皮や髪を洗浄し、時間差でリンスの成分が溶け出し、その成分が髪に浸透されるようになりました。

 

1本でシャンプーとリンスができるリンスインシャンプーの誕生です!

 

ただ、世に送り出された当初は、あまり性能がよくなく、ゴワつくなんて言われていました。

徐々に改良が加えられて性能も上がり、現代でも数十種類が店頭に並べられていますよ。

*ただし、今のシャンプーほとんどはアルカリ性ではないため、酸性成分でできたリンスを用いて中和させる必要はなくなりました。

どちらかというと、コンディショナーインシャンプーといった感じですね。

 

ちなみに、コンディショナーは、髪の表面をコートすることで、髪をサラサラの指通りのよい状態にし、静電気を抑えてくれる役割があります。

よく混同されがちなトリートメントは、髪の内部にまで成分を浸透させ、髪のダメージを補修ケアしてくれるものなので、用途が違います。

(ヘアパックやヘアマスクもまた、トリートメントと同タイプで、スペシャルケアといった位置付けになりますよ。)

 

 

【リンスインシャンプー】のメリットとデメリット

前章では、リンスインシャンプーの始まりやその仕組みについてご紹介してきました。更に踏み込んで、リンスインシャンプーのメリットデメリットについてもご紹介します!

 

 

<【リンスインシャンプー】のメリット>

 ①まずは、低コストであることです。

シャンプーとリンスの2本を買わなければいけないところを、1本で済むので、当然、費用が安く済みますよね。

リンスインシャンプーが誕生した歴史を探れば、朝シャンに勤しむ若い女の子たちをターゲットにしたかったのですから、当然といえば当然ですね。

 

②次に、エコであることです。

シャンプーとリンスを別々に使用していたら、2回すすぎが必要になり、排水も2度行われることになります。

その点、リンスインシャンプーは1回のすすぎで済むので、排水も1回で済み、エコになります!

更にコストの面でも、シャワーを用いてのすすぎは、それなりに水道代がかかるので、2回のところ1回で済めば、懐にも優しいですよね。

 

③最後は、もちろん時短になることです。

従来なら、シャンプーをして、すすいで、リンスをして、すすいでの4行程をしなければならなりません。

それがリンスインシャンプーなら、2行程で済むのですから、かなりの時間と手間の短縮になりますよね。



<【リンスインシャンプー】のデメリット>

 ①ケア力が不足してしまいます。

先にお話しした通り、分子量を調節することで、シャンプーとリンスをうまく融合させているのが、リンスインシャンプーです。

とはいえ、1本にシャンプーの洗浄成分と、リンスのコンディショニング成分を入れ込んでいるため、それぞれの成分は、単独で使う場合よりも弱まってしまいます

 

洗浄力が弱まると、皮脂汚れが等が頭皮に残ってしまう可能性があり、かゆみや炎症といった頭皮トラブルの原因となりかねません。

また、コンディショニング成分が薄まると、保湿力が足りなくなったり髪がパサついた満足のいかない仕上がりになったりする可能性があります。

 

実はこれが最重要ポイント!頭皮のスッキリ感がなくなる可能性があります。

本来、リンスに含まれているコンディショニング成分は、髪だけに与えるものです。

リンスを単独で使う場合には、頭皮にはつけずに、髪だけにつけなければいけないものなのです。

 

更に、リンスの形状を見ればおわかりの通り、トロンとしたクリーム状になっているため、頭皮につくと厄介です。

仮に丁寧にすすいだとしても、なかなか落ちずに残ってしまいがちなのです。

すると、頭皮でリンスの残りかすが酸化し、嫌な臭いやかゆみ、炎症といったトラブルの原因となる場合があります

 

以上のようなリンスの特性を考えると、リンスインシャンプーは無理があると思いませんか?

 

頭皮と髪の汚れを落とすためには、当然、頭皮にもしっかりとリンスインシャンプーの液をつけないといけません。

洗髪後、どんなに時間をかけてすすぎを行ったとしても、シャンプーの成分は落とせても、リンスの成分は残ってしまう可能性が高いのです。

 

結果、洗い上がりの頭皮はスッキリせず、更に残ったリンス成分が頭皮トラブルのもとになりかねないのです。



リンスインシャンプーのメリットとデメリットはおわかりいただけましたよね。

次に、どんな人にリンスインシャンプーは向くのか、はたまた不向きなのか、お話ししていきます。

 

【リンスインシャンプー】に向く人・不向きな人

リンスインシャンプーのメリットとデメリットを考慮した上で、向く人、逆に不向きな人についてご紹介したいと思います。

 

<【リンスインシャンプー】に向く人>

リンスインシャンプーの最大のメリットである、シャンプーとリンスを別々で使うよりも時短になって手間も省けるため、毎日の生活がかなり忙しく、クタクタなってしまっているけれども……

 

シャンプーにプラスしてヘアケアはしたい

 

という方には、大きな助けになってくれるはずです。

ただし、頭皮の健康は髪の成育に直結するので、毎日はNGです。

時間があるときは、シャンプーを単独で行い、トリートメント等で髪の内部から補修ケアを行ってくださいね。



<【リンスインシャンプー】に不向きな人>

前章のデメリットでお話しした通り、リンスを単独で使ったときより、その成分が薄まってしまいます。

 

ひどいダメージヘアの人には向きません

シャンプーを単独で行い、トリートメント(やヘアパック、ヘアマスク等)で髪の内部から補修をすることをお勧めしますよ。

更に、髪の表面をコートするコンディショナー(石けん系シャンプーをお使いの場合のみリンス)を使用すれば、髪に艶を出し、指通りをよくすることができます。

 

また、脂性の人も避けるべきです!

普段から髪のベトつきを感じている人なら、頭皮も当然ベトついています。

まずは、洗浄成分の強いシャンプーを用いて、隅々まで頭皮の皮脂汚れを洗い落とすことが先決ですね。

 

 

まとめ

リンスインシャンプーが誕生した歴史やその仕組み、効果についてお話してきました。

いかがでしたか?

 

シャンプーとリンスを別々に使うよりも、リンスインシャンプー1本にすれば、時短になり手間が省けるので、忙しい人の助けになってくれることは間違いありません!

更に、排水も1回で済むので、コストが抑えられ、エコにもなります。

 

ただし、シャンプーとリンスを別々に使ったときよりも、洗浄成分もコンディショニング効果も弱まってしまうこと、そして、頭皮にリンスのカスが残ってしまいトラブルの原因になりかねないことも考えないといけません。

 

ですから、ダメージヘアや脂性の人には不向きです。

 

 

是非、貴女の髪の状態や生活を見極めた上で、リンスインシャンプーの導入を決めていただければと思います。

 

もし使い続けるなら、使用回数を限定し、お時間に余裕のあるときは、シャンプーとその他ヘアケア商品(トリートメント等コンディショナーまたはリンス)をそれぞれ別々に行うことをお忘れなく!

 

特に、髪の内部から補修ケアをしてくれるトリートメントやスペシャルケア(ヘアマスク、ヘアパック)は大切ですよ。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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